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有限会社山形工房

有限会社山形工房:画像

■事業者名
有限会社山形工房
代表取締役社長 梅津雄治

 

■助成期間
平成21年11月〜平成22年10月

 

■取組の経緯
 「競技用けん玉」の生産量日本一を誇る山形県長井市。1973年に創業した有限会社山形工房は、国内で3社しかない日本けん玉協会認定の競技用けん玉を生産する工房の1つです。代表取締役の梅津さんは、海外でのけん玉流行の兆しを感じて山形へUターン。祖父の代から受け継いだ伝統、新しい技術とデザイン性を活かした競技用けん玉を生産しています。
 当時は国内向けの製品を海外へ販売していましたが、海外向け製品への需要を漢字、工場長を務める鈴木良一さんと共に、日本けん玉協会認定競技用けん玉「大空」の開発が始まりました。

 

(代表取締役社長 梅津雄治さん)

 

■課題・ポイント
 国内規格とアメリカで受け入れられる規格は異なり、その基準にマッチしたけん玉を作ることが目標とされました。地元の西置賜ふるさと森林組合、佐藤製材所と連携し、国産ブナ・桜材を確保。「100%国産、100%手作り」をモットー賭した生産体制を確立しました。「山形の繊細な物づくりの素晴らしさを世界に発信しなくては」と感じていた梅津さんは、塗料の材質を変えたり、英語版の取扱説明書をつけたりといった工夫のほか、北米の安全認証「CPSIA」にも合格し、信頼性の向上にも努めたそうです。また、海外でも好まれるデザインを考案したことが広く受け入れられたポイントではと振り返ります。

 

 

 

■成果と今後の課題
 海外に浸透し始めた「エクストリームけん玉」は、国内でも流行の兆しを見せ始めています。東京原宿のアパレルショップでの展示販売、若者に人気のブラドとのコラボレーションなど、従来のけん玉からは考えられなかったような展開が見られるほどに。「大空」の認知度は国内外で高まり、市場で飛躍的な成長を見せているそうです。
 今後も「かっこいいけん玉」を世界へ発信し続けるため、国際的な展示会などへ積極的に出店し、幅広い分野の方とのタイアップを組んで国内外への普及を図りたいと展望を話してくれました。

2014.08.08:[ファンド事例]

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