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有限会社しぶや/庄内浜・天然旬魚しぶや

有限会社しぶや/庄内浜・天然旬魚しぶや:画像

■事業者名
有限会社しぶや/庄内浜・天然旬魚しぶや
代表取締役社長 渋谷和彦

 

■助成期間
平成22年11月〜平成23年10月

 

■取組の経緯
 東根市に店を構える「料理処しぶや」は大正13年から親子4代続く老舗鮮魚店。魚や調味料などの素材はもちろん、調理においても既製品に頼らない料理を提供しています。美味しい料理をいただいた後に足を運びたいのが、料理処から目と鼻の先にある「庄内浜・天然旬魚しぶや」。代表取締役を務める3代目渋谷和彦さんが、庄内浜で採れた旬魚を漬魚に加工し販売しています。庄内浜の旬魚の美味しさを全国に届けたいという熱い想いから、漬魚の商品開発がスタートしました。
 漬魚に使用したのは、庄内浜鮮魚でも特に美味しいとされる真鱈をはじめ、庄内おばこサワラやハタハタ、甘エビなど。山形県漁業協同組合と連携し、船上活き〆で有名な萬龍丸から供給を受けています。釣り上げてから12時間以内に加工することで、鮮度を保ちます。酒粕、味噌などの調味料も県産のものにこだわりました。

 

(代表取締役社長 渋谷和彦さん)

 

■課題・ポイント
 「一番苦労したのは、計画生産が上手く行かなかったことかな」。渋谷さんがこだわる鮮度では、日戻り漁が必要不可欠。日によって穫れる漁にばらつきがあり、翌日の仕入れ量を知ることができるのは前日の夕方。天然物にこだわるが故の悩みでした。そこで急速急冷機を導入し、魚の鮮度を保った状態での保存に成功。生産量の安定につなげることができました。また、お客さんの意見を常に反映させながら、少しずつ味の改良を行ったことも成功のポイントだったと言います。

 

 

■成果と今後の課題
 現在、庄内浜産漬魚は、庄内浜・天然旬魚しぶやの店頭とネット通販で販売されています。ギフト用としての需要も多く、特に甘エビの詰め合わせは「砂糖を使っているのでは?」と聞かれるほど驚きの甘みと、解凍するだけで食べられる手軽さから人気の商品だそうです。県内外の百貨店で販売する機会も増え、一度口にしたお客さんは必ず2回目も来てくれるのだとか。「山形の魚ってこんなに美味しかったんだ。知らなかった」。そういって何度も足を運んでくれるお客さん。その確かな味から、全国にファンは広がっています。
 これからも商品開発を続けて行きたいと語る渋谷さん。「まずは食べてもらうことが商品のよさをわかってもらう一番の方法」。そのためにも展示会などへ積極的に参加していきたいとのことです。またギフト用への需要が高まったことから、パッケージをインパクトのあるものへ変えて、販売促進につなげていきたいと語ってくれました。

2014.08.08:[ファンド事例]

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