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有限会社佐藤錦/手作り総菜・弁当 佐藤錦

有限会社佐藤錦/手作り総菜・弁当 佐藤錦:画像

■事業者名
有限会社佐藤錦/手作り総菜・弁当 佐藤錦
代表取締役社長 佐藤茂美

 

■助成期間
平成22年11月〜平成23年10月

 

■取組の経緯
 山形県東根市は県内でも有数の果樹栽培が盛んな町。全国的に有名な佐藤錦の生みの親佐藤栄助翁を祖先にもち、その意思を継ぐお店が「手づくり惣菜弁当佐藤錦」です。山形の旬のフルーツや特産品の販売に力を入れ、ネット通販も行っています。初夏の短い期間しか旬の美味しさを届けることがない佐藤錦をもっと長く楽しんでもらえる商品にしたい。そんな想いから佐藤錦を使用したプレミアムスイーツの開発が進められました。
 プレミアムスイーツに使用する佐藤錦は地元の生産農家「神町りんご研究所」から供給を受け、高品質で糖度の高いものを確保。「甘いだけでもだめ。甘さと酸味のバランスがよくないと加工したときに色の落ちが早いんですよ。黄色くなってしまう」と代表取締役の佐藤茂美さん。そうして完成したのが、カスタードベースの生地に真っ赤な佐藤錦がまるごと乗った贅沢なプチタルト「エイスケ」をはじめとしたスイーツです。どれも佐藤錦の上品な酸味とジューシーな甘さが感じられる商品となりました。

 

 

■課題・ポイント
 プレミアムスイーツを開発する中で、「真っ赤な実をどれだけきれいに残せるか」「一目でさくらんぼのスイーツと分かってもらえるか」と試行錯誤を重ねたのがビジュアルへのこだわりです。「さくらんぼが表に出ている商品はお客さんの反応もいいんです」と佐藤さん。目で見ても楽しめる商品にするため改良を重ねました。また、一般的なさくらんぼ加工品はナポレオンや正光錦のジャムやジュース、缶詰がほとんど。佐藤錦を使ったスイーツという珍しさも、他の商品と差別化をはかることできるポイントとなりました。

 

  

 

■成果と今後の課題
 プレミアムスイーツは、自社のネット通販やお土産屋さんで販売され、県外からの観光客にも人気です。プチタルト「エイスケ」は見た目のかわいらしさから一番の人気商品。冷凍で販売されているので、自然解凍ですぐ食べられる手軽さも人気の秘密です。夏場はアイスタルトとして凍ったままでも美味しくいただけます。展示会やアンテナショップへの出品など地道な宣伝活動もあって少しずつお客さんも増え、2009年にはやまがたふるさと食品コンクールで優秀賞を受賞しました。今後、更なるファンの拡大をはかるためにも「エイスケに取って代わるような新スイーツの開発が必要」と佐藤さん。これからも祖先の願いである「佐藤錦の美味しさをもっとたくさんの人に届けたい」という想いを胸に頑張っていきたいと語ってくれました。

2014.08.08:[ファンド事例]

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