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株式会社イタサカ/まわる鮨 太助 北町店

株式会社イタサカ/まわる鮨 太助 北町店:画像

■事業者名
株式会社イタサカ/まわる鮨 太助 北町店
代表取締役社長 板坂竜彦

 

■助成期間
平成23年11月〜平成24年3月

 

■取組の経緯
 山形市にある(株)イタサカは、コンセプトに「山形の台所」を掲げ、レストラン事業「まわる鮨太助」で、庄内産天然魚を中心に、米や調味料にもこだわった料理を提供しています。庄内産天然魚の中でも漁業関係者に人気のある「庄内おばこサワラ」は絶品。しかし、ほとんどが築地市場へ直送されるので地元の人の口に入ることは少なく、県内ではまだまだ浸透していませんでした。庄内の魚をもっと山形の人に食べてほしいという想いから、同じく県内での「庄内おばこサワラ」の消費拡大を課題としていた山形県漁業協同組合との連携が始まりました。
 庄内の魚を食卓で食べてもらおうと「まわる鮨太助 北町店」駐車場内に海の直売カー「海丸」を呼び、毎月2回朝市をオープン。豊富な種類の魚を選ぶことができ、購入後は無料で捌いて提供するというサービスを開始しました。それぞれの魚に合った料理の実演を行い、レシピを配ることもあります。また、「庄内おばこサワラ」の美味しさを山形にも広げたいと、ギフト用商品として漬魚の開発が進められました。山形県産の調味料を使った自家製特選だれにしっかりと漬けこんだ魚漬は、どれも上品なコクが感じられる逸品となりました。

 

(代表取締役社長 板坂竜彦さん)

 

■課題・ポイント

 「庄内おばこサワラ」は13名の船団によって品質が支えられているサワラのトップブランド。はえ縄と一本釣り漁業で漁獲し、船上で活き〆神経抜きをしたものだけが「庄内おばこサワラ」として出荷されるのだそうです。「量が足りなくて欲しいと言ってくれるお客さんにすぐ届けられないのが残念。少しの店頭販売をするのもやっとです」と話す板坂さん。販売を開始した頃はネット通販もしていましたが、現在は数量限定予約販売でのみ扱っているそうです。

 

 

 

■成果と今後の課題
月2回の朝市は開始から2年が経ち、新鮮で美味しい魚をリーズナブルに買えると今もたくさんのお客様が足を運んでいるのだそう。「庄内の魚ってこんなにあるんだね。知らなかった」と驚きの声が多いそうです。自宅で調理しやすいように無料で捌いてくれるサービスも好評。朝市から生まれた限定商品「寿司やがつくったご当地サンド」は、板坂さん一押しの商品です。
庄内産天然魚の、種類が少ない・高いといったイメージも朝市を通して変わってきたといいます。「庄内浜と食卓をつなぐ架け橋になれるよう、これからも新しい企画を取り入れながら続けていきたい」と話す板坂さん。また、現在ギフト用として限定販売している「庄内おばこサワラ魚漬」に続き、もっと低価格で提供できる商品も開発していきたいということでした。

2014.08.08:[ファンド事例]

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